Contemporary Computer Music Concert 2024 (CCMC2024)
電子音響音楽作品公募のお知らせ
【募集期間】 2023年9月1日(金)〜10 月31 日(火)
【出品料 】25 米ドル (PayPal 支払い)
CCMC2024について →詳細はこちら
コンテンポラリー・コンピューターミュージック・コンサートContemporary Computer Music Concert (CCMC)は2001 年よりほぼ毎年、東京や京都で開催されてきた電子音響音楽コンサートです。2004 年からはACSM116 賞を、2007 年からはさらにFUTURA 賞、MOTUS 賞の授与を開始し、入選作品は毎年フランスのクレ(Crest)でフランスの音楽集団MOTUSが主催するフェスティバルFUTURA(Festival Futura acousmatique électroacoustique et arts de support)で演奏されています。
CCMCコンサートの特徴は、アクースモニウムコンサートであることです。
アクースモニウムとは
1974 年、フランスの電子音響音楽研究機関、Ina-GRMのフランソワ・ベイルらによって考案されたコンセプトに基づいた装置の総称で、様々なスピーカーを組み合わせて電子音響音楽の音を「空間に投影」します。「スピーカーのオーケストラ」とも呼ばれます。過去のCCMC コンサートにおけるアクースモニウムの仕様に関しては、運営委員による詳細な記録があります。
ご興味のある方はこちらよりご覧ください→ https://acsm116.com/acousmonium/
CCMC2024 コンサートの上演作品を公募いたします。
【募集期間】 2023年9月1日(金)GMT0:00 〜10 月31 日(火)GMT23:59
【出品料 】25 米ドル (Paypal 支払い)
【応募資格】
国籍や年齢、居住地に関係なく、どなたでも応募できます。グループでの応募も可能です。
ただし1人1作品のみで、グループと個人のダブル応募はできません。
過去のACSM116賞受賞者は応募不可とさせていただきます。
【募集作品について】
■作品の種類:未発表・未公開のオリジナル電子音響音楽・アクースマティック作品(フィクストメディア)。リミックス作品を除く。
■作品の長さ:3分00秒以上7分00秒以内(分数の規定が守られていない場合は失格となります)
■サウンドファイルのフォーマット: 48Khz/24bit Stereo2ch WAVファイル
サウンドファイル名は作品名とし、作曲者名は用いないでください 。また、ファイル名には「スペースハイフンスペース(_-_)の文字列は使用しないでください。
※注意事項(よくお読みください)
1)未発表・未公開の作品に限ります。作品が入選した場合、CCMC2024コンサートでの上演以前に発表・公開することはできません。作品が入選しなかった場合、その時点より、発表・公開することができます。違反があったと主催者が判断する場合は、応募を取り消します。出品料は返金しません。
2) お預かりしたサウンドファイルは作品の審査及びコンサートの運営のみに使用します。
【応募の流れ】
①応募に必要な以下の情報をご用意ください。
・応募者のメールアドレス
・未発表作品タイトル、作品分数、作品解説、作曲者略歴
・応募者のお名前、職業(学生の場合は学校名)、住所
②サウンドファイルをご用意ください。
フォーマット、作品の長さが規定通りであるか確認してください。
③Paypalで出品料を支払い、領収書をダウンロードしてください。
④募集期間内に応募フォームにアクセスし、必要事項を記入し、サウンドファイル、Paypal領収書を添付の上、送信してください。
※一度応募いただいた場合、基本的には応募を取り消すことはできません。複数回応募することもできません。もしも複数回応募された場合、最後に送信された内容を応募書類とみなします。誤って別なファイルを送信してしまった等、出品料を二重払いしてしまった等、困った場合はまずは事務局までご連絡ください。(acsm116@gmail.com 事務局橋口まで)
下記応募フォームからご応募ください。締め切りは2023年10月31日です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfeux2sll8dksFurk-gmpNQT2Y5P9tml2x0p2Q3qWoiAUHYSA/viewform
Paypalの支払いはこちらのリンクからお願いいたします。
【公募スケジュール】
2023年10月31日 公募締切/ACSM116運営委員による一次審査
2024年1月 入選作品をACSM116 のホームページで発表
2024年3月 CCMC2024コンサート開催/ACSM116、FUTURA、MOTUS各賞をホームページで発表
コンサート終了後1ヶ月程度YouTubeにてコンサートの録画または録音を期間限定公開
■一次審査方法:
複数の審査員による覆面審査を行い、入選作品を選出いたします。入選者および入選作品名はウェブサイトで発表いたします。
■入選作品コンサート:
入選作品はCCMCコンサートで上演し、さらにYouTubeでコンサートの録画映像または録音を期間限定配信します。入選作品の作曲家は希望する場合、自らコンサートで演奏することができます。その場合、リハーサルや上演の日程は、主催者が提示するスケジュールに従っていただきます。演奏に携わるための交通費や宿泊費等一切の費用は個人負担となります。作曲家が自らの演奏を希望しない場合、主催者が用意した演奏者が作品を演奏します。作曲家が演奏者を指定することはできません。
■賞の授与:
入選作品のなかからACSM116およびMOTUSより
「ACSM116 賞」「MOTUS 賞」「FUTURA賞」各賞を選出いたします。入賞者および入賞作品はウェブサイトで発表の上、応募時のご本人のメールアドレスにご連絡差し上げます。
個人情報について
応募フォームに記載されたお名前、メールアドレス、その他の個人情報、および作品のサウンドファイルは、日本の個人情報保護法、その他の法令にのっとり、コンサートの開催運営のみに使用いたします。
個人情報に関してのお問い合わせは acsm116@gmail.com (担当橋口)までご連絡ください。
【コンサートについて】
2024年3月に東京または京都で開催予定です。
開催場所や日時の詳細は決まり次第ACSM116ウェブサイト等で発表します。 https://acsm116.com/
音と音楽・創作工房116 (ACSM116) について
日仏音楽文化の交流と普及、音楽教育や作曲の分野で活躍する人材育成、音楽創造の発展を目的として結成された任意団体であり、メンバーの多くが大学で教鞭を取る作曲家です。前身である藤田現代音楽資料センター時代の1997 年からパリのIna-GRM やMOTUS と定期的な交流活動を行い、電子音響音楽の“ 夏期アトリエ” などの事業を実施してきました。夏期アトリエの作品発表会として始まったCCMC コンサートはCCMC2004 より作品公募を始め、CCMC2005 以降、ACSM116 賞の授与をおこなっています。
会⻑:成⽥和⼦ (作曲家、同志社⼥⼦⼤学特任教授)
運営委員(五⼗⾳順、敬称略):
⾜本憲治 (作曲家、国⽴⾳楽⼤学准教授)/泉川秀⽂ (作曲家、尺八演奏家、⼤阪芸術⼤学専任講師)/岡本久 (作曲家、関⻄国際⼤学教授)/葛⻄聖憲 (作曲家、同志社⼥⼦⼤学特任教授)/柴⼭拓郎 (作曲家、東京電機⼤学教授)/菅⾕昌弘 (作曲・編曲家)/⾼野⼤夢 (作曲家、サウンドエンジニア)/橋⼝久⼦ (翻訳家)/檜垣智也 (作曲家、アクースモニウム演奏家、東海⼤学准教授)/由雄正恒 (昭和⾳楽⼤学准教授)/吉原太郎 (作曲家、⼭梨⼤学講師)
名誉会⻑:磯村尚徳 (初代パリ⽇本⽂化会館館⻑)
名誉副会⻑:吉⽥寿々⼦(元藤⽥現代⾳楽センター館⻑)
当会の所在地
〒160−0001 東京都新宿区⽚町6-12-804